複数社から借りているお金を、一つの金融機関から借りたお金で返してしまう方法になります。具体的にはこのようになります。

A、B、C、D、Eそれぞれ30万円の借入(計150万円)

⇒1社に150万円借入をしてし、ABCDE社を一気に返済し、その1社にのみ返済をする

おまとめローンのメリットは?

  1. 金利が低い
  2. 支払先が一つになるので管理・手数料の支払が楽
  3. 信用情報が傷つかない

金利が低い

消費者金融の場合は金利が最大で20%程度なのに対して、銀行系でおまとめローンを申し込んだ場合は金利が14%前後に設定されている場合が多くなっています。だから単純におまとめローンにするだけでも利息分の支払いを抑えることもできます。

ただ、消費者金融が提供しているおまとめローンはあまり金利が変わらないのであまり金利的なメリットはない場合が多いです。

支払先が一つになるので管理が楽

今回の例でいえば5社から借入があれば5社に返済する際の手数料がかかり、会社ごとの支払期日を管理する必要があります。おまとめローンにしてしまえばそれが一つになるので管理が楽になります。

信用情報が傷つかない(ブラックリストに載らない)

おまとめローンの場合、一度まとめて借金を返済してしまうので、いわゆるブラックリストに載ることはありません。おまとめローンにするだけでローンを組めなくなったり、クレジットカードを作れなくなるといったデメリットはありません。(もちろん支払いをできなくなってしまった場合などは別)

おまとめローンのデメリットは?

おまとめローンをしたことにより直接的なデメリットはないのですが、3点気になるポイントが有ります。

1点目がすでに払っている支払額がきついなら、大変であることには変わりないということです。
支払いが一つになるからといって、毎月の支払額が大きく下がるわけではありません。もちろん手数料などが減る分少しは楽にはなるのですが、結局毎月の支払が厳しいのあれば状況はなにも変わっていません。

他の任意整理などの方法をとるのであればおまとめローンを使用せずに、すぐに債務整理に入ってしまうほうが交渉する相手の数も少なくなるので手間・時間が少なくなります。

2点目が無駄なお金まで払ってしまう可能性があることです。
最初に一気に他の会社の借金を一気に返済するのがおまとめローンですが、この時に支払う金額には過払い金など本来払う必要のなかったお金も含まれている場合もあります。

返済後に過払い金請求をして取り戻すこともできますが、すでに支払ったお金の分もおまとめローンの中には入っていてそのお金に対しての利息を払うので、高い金額に対する金利の支払いが発生してしまいます。そうなってしまうなら結局は先に債務整理を依頼して本当に払う必要のある額だけを払うように調整するほうが賢い場合もあるのが事実です。
最後に金利の低い条件で契約しようとすると審査が厳しく通りにくい点です。
おまとめローンのメリットの一つでもある金利が下がるという点なのですが、これはあくまでもプロミス、アコムなどの消費者金融系ではなくて、三井住友銀行、みずほ銀行などの銀行系がやっているサービスだけになります。

銀行系は消費者金融系と比べると審査が通りにくくなっていて、金利も銀行系などの14%前後と比べると17.8%程度と高くなってしまいます。銀行系で契約できればいいですが、消費者金融系になってしまったらせっかくのメリットが減ってしまいます。

おまとめローン まとめ

おまとめローンは確かに窓口が一つになるし便利な方法です。

けれども現状の支払いに余裕があって手間を抑えたいというのであれば選択肢の一つとしてありだとは思いますが、すでに現状の支払いが厳しいのあれば結局おまとめローンを使用しても現状は変わりません。

現状を大きく変えたいというのであれば他の方法を取るほうが、楽になる可能性は高いはずです。現状を変えたいのであれば専門家に現状を詳しく説明し、解決策を求めるのが一番の方法かと思います。